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2010/11/07

I/Oで待ちがあるならSSDを導入する

PCで作業していて少なからずディスクへのI/Oで待たされていると感じたので、SATA接続のFlash SSD(以下SSD)を買いました。
 

選んだのははIntelのX25-V、大阪日本橋のパソコン工房で購入。
バリューモデルとは言えIntel製が8千円台で買えるようになっているとはねえ。
Amazonはちょい高いね。
 


 
 

さて普段のPC利用を快適にするために私がよいと思ったSSDの投入ポイントを書いとこう。
 

 


解消したいボトルネックは使用中のI/O待ち


よくOSのシステム(起動ドライブ)だけSSDにしてデータは別という使い方を見ますが、それって何になるのだろう。

SSDの容量はHDDに比べて少ないが、ランダムアクセスに超強い。この特性を活かすところに投入していくべきなんですよね。
 

ということで普段PCを操作しているなかで、HDDがガリガリ音を立てている時に発生しているI/Oを受け持ってもらおう。
 
 

ボトルネック解消の一例(私の場合)


まず動かしていったのがBecky!とかのメーラー。
これが結構ガリガリやっていたので移した。起動時間は数秒から一瞬に短縮され、1分は待っていた気がする終了処理も数秒になった。

次にsshの通信とIRCのログ書き込み先を変更した。
リモートでサーバを操作する際、sshのログをテキストに取るようにしている。これのWriteがたまに変だったのでSSDに書くようにした。IRCも同様。
 

そしてブラウザのプロファイル。
FireFoxやGoogle Chromeはプロファイルの保存ディレクトリを簡単に変更できる。
キャッシュ負担が減りブラウジングが快適で、ブックマークの表示も早くなったようだ。
 

ほか、DropBoxとEvernoteのローカルファイルストアなど。
これもアプリの体感速度が向上した。
 

という感じでI/Oでイラッと来たものを中心にSSDに移動中だ。
IDEなんかはプログラムフォルダを丸々置くと実に効果的。
 
 

Flash SSDの信頼性・耐久性とか


『SSDって書き込み回数限界が低いからいたわる様な設定で使え 』 という話も聞くけど、あまり気にせずゴリゴリ使ってOK。
※HDD向けの最適化機能は通説のとおり止めましょう。

ウェアレベリングもしっかりやるし、何より中身のほうはOSに見せる容量よりだいぶ余裕のある素子数を確保している。
 

そのうちすべてHDDから置き換えていきたいところだが、まだしばらくは容量単価からいって今回みたいな投入の仕方をしていく予定。


 

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